タヒニとはねり胡麻のこと。(厳密にいえばタヒニは皮を剥いた胡麻、ねり胡麻は皮付きの胡麻を煎って作る。)だもん亭のねり胡麻は上等の胡麻をゆっくりと煎り、チョコレート作りにも使う石臼で滑らかに擦り込む。
先日長浜のShibata Ground Musicから小麦を分けていただいた。だもん亭では挽いてない状態の玄麦をもらって、自分で製粉している。製粉機で挽いて、篩を通すと粗い「麬(ふすま)」が残る。そのふすまの使い道は色々で、今まで「糠漬」ならぬ「ふすま漬」を作ったりしていたけど、この間柴田さんから「胡麻との相性は抜群!」って教えてもらった。
そこで今日のクッキー。チョコレートチップクッキーのレシピに、ねり胡麻と挽きたて小麦粉の麬を入れてみた。ソフトタイプのクッキーではないが、サクッとして、大地で育った粉の香りが立って、チョコレートや黒糖の甘さに加えて、胡麻の奥深いうまみが楽しめる。しかもヘルシー!お勧めの絶品!
全粒薄力粉 麦芽とねり胡麻 焼く前 出来上がり